前回、エンジンにメタライザーFe-do EXを注入し、パワーの回復や騒音、振動の減少は感じられたものの、燃費の改善は見られないという結果でした。
また、特にローギアの時の唸り音が大きくて気になるとのことでした。
そこで8月12日、オートマのミッションにメタライザーPROを注入しました。
オートマのミッションには、ATFのオイルゲージを抜いて、そこから注射器で注入します。
(車体の底のほうのとんでもないところにゲージがあったので写真は撮れませんでした。)
注入後、エンジンを始動し、ブレーキを踏みながら、シフトレバーをPからRにして10秒、次にNにして10秒、Dにして10秒、と
すべてのレンジに切り替えてまんべんなく薬剤が行きわたるようにしてからしばらく走行して(15分ぐらい)作業終了です。
Tさんによると、作業後の帰り道ですぐに変化を体感できたとのことです。
具体的には、
・ローギアの時の唸り音は明らかに小さくなった。
・アクセルを離した時のガクンと止まるような減速がなくなりスムーズな走りになっていった。作業直後から変わったが、時間が経つにつれてよりスムーズな感じになってゆき、依然と比べて、停止位置のかなり前でアクセルを離してスムーズに止まれるようになった。
・加速もスムーズになり、幹線道路でももたつかずに流れに乗れるし、坂道でもあまり踏み込まずに登れるようになった。
続いて10日後の8月22日にエアコンにFe-do PRO ACを注入しました。
今回はテストということで、市販のメタライザーACではなく、特別にルームエアコン用のものを使用しました。
メタライザーACより修復材の量が約3倍あります。
カーエアコンの冷媒と同じR134a用のものを使用しました。
写真のように、専用の器具を使って注入します。
注入後はフルパワーの状態で10分ほどエアコンを作動させ終了です。
Tさんの話では、もともとエアコンの効きが悪いわけではなかったが、猛暑日でもよく効いている。
ただ、短距離を走っては停める仕事なので暑いことは暑かったけど。とのことです。
それより有難かったのは、エアコンを作動させているときのコンプレッサーの騒音がかなり小さくなったことだそうです。
感覚的には30%~40%位小さくなったと感じるそうです。
静かな住宅街ではちょっと気になっていたそうなので、気持ち的に楽になったそうです。
燃費のほうはというと、8月19日から9月16日の間に6回給油し、走行距離が1961km、給油量が175ℓで燃費は11.2km/ℓでした。
8月後半は天候不順でエアコンの稼働が少し減ったせいもあるかもしれませんが、改善はありました。
秋になりエアコンも使わなくなってきたので、燃費はまだ伸びそうです。
今後も経過観察をしてレポートします。